昨日の「絞り」「シャッタースピード」「感度」はご理解いただけましたか?
覚える部分が明確化すると解ってくると思います。
絞りはF値といってボケのコントロール
数字が小さくなれば、よくボケて明るくなる。数字が大きくなればボケが少なくなって暗くなる。
シャッタースピードは動きのコントロール
数字が小さくなれば動きを止める事ができ暗くなる。数字が大きくなれば動きをつくれて明るくなる。
1つ言い忘れていました。数字が大きくなると動きを作れますが、持ってるカメラの手振れも反応しやすくなります。
1/80以上は手振れしやすいので、しっかり構えて撮ってください。
ISOは明るさのコントロール
数字を大きくすると画質が落ちる。
数字が小さいと明るさのサポートが少なく。数字が大きくなれば明るさのサポートが大きくなる。
これが解ればフルオート機能から卒業しましょう!!
一気にマニュアルだー!ってのは難しいです(笑)
オートにはフルオート以外のオート機能があります!
ダイアルの「P」「A(Av)」「S(Tv)」の3つあり、それぞれ特徴が違います。
順番に説明しますが、
練習でまずオススメなのが・・・
ダイアルの「P」となっている。プログラムオート機能です。
これを使ってる人も多いと思ってます。
これはISO感度だけ自分で設定できます!!
環境によりますが、
ISO感度を数字マックスに設定してみてください。
自分の場合はISO102400で、シャッタースピード1/4000・F値14となり
シャッタースピードの数字はこのカメラでの最小値。F値はこのカメラの最大値です。
なんでそうなるのか?
ISO感度を上げると明るくなります。
カメラが明るすぎだー!って認識します。
昨日の暗記した内容思い出してみてください!
シャッタースピードの数字を小さくして、F値も数字を上げ暗くしているという事。
昨日の暗記する部分が解ると、この事が理解できるかと思います!
このPモードは、何となく光の明るさの関係が勉強しやすいモードとなっています!
ですが、撮りたい写真はなかなか撮れないです・・・
ボケを作りたい!動きを止めたい!って思っていてもカメラ任せなんです。
もはや運です(;^_^A
なので、ちょっと理解できれば、次の段階に行きましょう!
次はダイアルの「A(Av)」または「S(Tv)」です!!
順番に説明します。
まずはA(Av)モードの絞り優先モード!
ちなみに()はメーカーによって記載が異なるというだけです。
これは「絞り」と「感度」の2つをこちらが決める事が出来ます!
これにより、ボケを作る!ボケを作らない!って選択が自分で出来る!という訳です♬
勝手にシャッタースピードの数値で明るさのコントロールをしてくれるので、とても便利です!!
でも、動きの制御はできない・・・
勿論!動きの制御の出来るモードもあります。
それがS(Tv)モードのシャッタースピード優先モードです!
これは、「シャッタースピード」と「感度」を自分で決める事が出来ます!
動きを止めたい!躍動感を作りたい!って時にはこちらのモードを使いましょう!
写真の明るさは、カメラ側がF値を制御してサポートしてくれるので、ある程度任せて大丈夫です!
この2つの便利オートはプロでも使っています!
とにかく便利なんです♬
そして仕組みを理解すれば、カメラ任せではあるものの、こちらでコントロールが出来ます!
なんでか?
例えばS(Tv)モードで
動きの止める写真が撮りたい!でもボケも作りたいなぁ・・・
ペットを飼っていると、こんな事あるあるかと思います。
でもF値は設定できない・・・(;´Д`)
でも考えれば大丈夫!!
例えば、動きを止めたいのでシャッタースピードを1/400にします。
ISOも自分で設定できるので、とりあえずISO1000にしてみます。
F値は4.5となっています・・・
F値1.8ぐらいでもっとボケを作りたいなぁ・・・
そう思ったらどうしますか??
F値を下げさせる為には、周りの設定を暗くすればいいのです!
暗くすればカメラは明るさを保つ為に明るくさせようとします。
カメラはF値を使ってでしかコントロールできないので、
明るくさせる=F値を下げる
という答えが出てきます。
シャッタースピードの数値を1/400から1/3200にしたら目的のF1.8になりました!
それはISOを下げても「暗くする」という事は一緒なのでISO1000からISO125まで下げても同じ答えです。
勿論シャッタースピードとISO両方ともいじるのも暗くなれば何でもいいです!!
ただ、場所が変わったりすればすぐに設定が変わってしますので、臨機応変にしないといけないのが難しい・・・
でもそういう仕組みなんです。
この仕組みが解ればマニュアルで
「絞り」「シャッタースピード」「感度」の3つをコントロール出来ると思います!
ただ説明見ながらそれぞれのオート機能使ってみて、感じる部分があるかと思います・・・
「なんか思ったより暗くない?」
↑これは編集で暗くしたので、不自然な暗さです(笑)
どんなに明るい設定にしても写真が暗い・・・
もっとこうしたいのに↓・・・
これをやるには、オートモードならではの設定がもう一つ存在します。
それはまた明日♫