ちょっと前回の続きみたいになってしまうのですが…僕はトリマーですが相談を高齢介護の友達によくしています。
なんでだと思いますか?
お互いサービス業であり大切にしているところが似てるのです!高齢福祉とトリマーとではピンとこないかもしれませんが「高齢福祉では利用者、僕たちならワンコ」が幸せになって欲しいと願っていてそのお手伝いをさせてもらっています。
高齢福祉ではご家族が色々な理由で介護をお願いしています。でも利用者様はそれを望んでいなかったり、介護している人が嫌だったり様々な理由で攻撃的になってしまう(セルフネグレクト)方もいらっしゃるみたいです。
それに対して職員は「やってあげてるだろ!」と怒りで答えてはいけませんよね?なんで怒っているのかをしっかり疑問に思うことが大事。
これってトリマーをやっていてとても共感できる部分でトリミング超大好き!って子は少なくてちょっと苦手な子が多いです。
そこでトリマーがこんなことしちゃダメでしょ!ってその場の感情で怒っちゃダメなのですよね…
何の作業が苦手なのか?なんで怒っちゃうのか?一回冷静になって疑問に思うことが大切。
トリミングなどいきなり苦手!っていう子はあまりいない筈です。(一定の割合で脳の問題,遺伝的な部分でダメな子はいると言われてます)
このことは先日受けた仲田謙一さんのセミナーで仰ってました。
セミナー内容を少しまとめますと…
ワンコの痛覚は人間の1/5〜1/7で痛みにはちょっと鈍感。
でも「恐怖心は人の数倍あります」
なので一番始めのシャンプー・グルーミング・トリミングってとっても大切!
ここで怖い想いをさせてしまうとトラウマになったりして苦手になってしまいます。
出来れば最初は特にプロに任せていただきたい部分です。
本などで勉強することは正しいことです。
でも大切なのは「その子に合っているか」
生き物に絶対はないから臨機応変にと前のサロンのオーナーはよく口にしていました。
トリマーを約10年やっていてとても感じます。
もう苦手意識がついてしまった子でも向き合えば答えてくれる筈です。
哺乳類で「協同性」を持っているのはヒトと犬だけで必ず応えてくれると力強く仰っていました。
具体的な方法などはまた明日お伝えします。
本日もありがとうございました。